samatwayog ヨーガの師に出会ってたった2回目のときのことです。
2回の単発講座終了後、私はヨーガの師を前に
「ヨーガイントラクターを超えたい」
そんな言葉を発していました。
なぜそのような言葉があの時ふいに口を衝いたのでしょう。
今思うと恐れ多いのですが。笑
心の奥(魂)から自然とあふれ出た言葉だったということは、今でも記憶に残っています。
そこから私は、ヨーガインストラクターへの道から
本当のヨーガの道を歩み始めています。
何故、私はヨーガを学ぶのか?
何故、ヨーガの指導者になりたいのか?
ヨーガの指導者になってどうなりたいのか?
ヨーガというツールを使って何ができるのか?
一体何ができるのだというのだろう・・・
果たして自分に務まるのだろうか・・・
私は何のためにヨーガをするのか?
それで何かの役に立てるのか?
―自分の中に
核というものがあるのか―
生徒様から「気持ちいい」と言ってもらいたいため?
「スッキリしました」「楽しかったです!」「癒されました」などの声が聞きたいため?
確かにそれらの言葉も有難い励みのお言葉です。
次、また頑張ろうと、ものすごく力を頂きます。
おかげさまで感謝の気持ちが芽生えます。
だけれども、本当の私が目指すところは一体どこ?
生徒様が一時的に体がスッキリして、一時的に心が軽やかになれば、それでいい?
真剣に、自分と向き合う旅が始まりました。
私は、ヨーガインストラクターの勉強をしているとき、心の奥で漠然とした何か・・・
悶々とした気持ちがずっと消せずにおりました。
資格を取得しても、ヨーガでお仕事をしようという意欲が不思議と湧いてきませんでした。
一体なぜ?
それは、資格を取得しても、自信がなかったからです。
体を動かすエクササイズ的なことはかろうじて教えさせて頂くことはできたとしても、
本当のヨーガを教えることはできない。
・・・あぁ私はヨーガの何も知らなかったのだ。。。
そのことに気づいたとき、悶々とした気持ちがサーッと離れていきました。
「ヨーガの何も知らなかった」
それに気づかせてくれたのが、Juna先生(ヨーガの師)でした。
ヨーガとは、生き方そのものであり、生き方の智慧であります。
ヨーガの実践を通して、本当の自分、本当の力を顕在化させ、魂を成長させていくのだそうです。
そして、魂を成長させるために、どんな状況にも耐え得る肉体と精神を養うためのツールがヨーガです。
自然の摂理を受け入れるために正しい真理を学び、生きる力を育む。
そんな壮大な智慧を、そう簡単に学べるわけがありません。
これは、大きな気づきでありました。
もし私がこのお教室に出会わなかったら、未だ悶々とした気持ちを抱えたまま、
さまざまなヨガスタジオやヨガのワークショップをさまよい続けていたかもしれません。
遠回りをしないように、正しい道へと導いて下さる師の存在はとても大切であり
心の支えであります。
そして今私は、核となる部分と向き合っています。
その核となる部分、その答えは、すでに心(魂)の中にあります。
心の奥底に身を潜めているだけです。
あとは一枚一枚、その核を覆っている余計なものをそぎ落としていくだけ。
氾濫している情報に惑わされないように、
師が照らしてくれる道標をたどりながら。